イケマ (ガガイモ科 又はキョウチクトウ科)

解 説
 初夏に伸びて他の草などに巻き付いて這い上り高さ2〜5mになるつる性の多年草。葉は対生で10cm前後のガガイモより長い葉柄を持ち、裏面は淡緑白色で葉脈が浮きだって目立つ。葉身は5〜15cm、幅4〜10cmで縁は全縁。
 花は7〜8月、葉腋から葉柄より長い花柄の先に2〜4cmの花冠(花弁)が淡緑色、副花冠は白色で花弁の内側にあり、小さな花が多数集まって花序全体が球のように丸く咲く。秋に径1cm、長さ8〜11cmの袋果(果実)を2つずつ付ける。秋に袋果が割れ、白く長い種髪(毛束)を付けた長さ8cmほどの種子が風によって飛ばされる。
 毒草であるが昔から生薬として用いられアイヌの人たちにとっては護身用として大切にされた。地下には太く長い根茎があり、アルカロイドを含み毒性がある。別名はヤマコガメ、コサとも呼ばれる。北海道〜九州に分布。
 リュウキュウアサギマダラ、アサギマダラ、スジグロカバマダラ、カバマダラ、ツマムラサキマダラ、ヒメアサギマダラ(ヒメコモンアサギマダラ)の食草。
 
注文例 
 使用目的(○○を飼育中のため、先々の飼育準備のため、など)
 ミネやんさんのイケマ2鉢お願いします。
 商品額=500円×2=1000円
 送り先の郵便番号と住所、氏名、電話番号を記入。
 夕方に配達してもらえたら助かります。  
 
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