スズシロソウ (アブラナ科)



湿ったブロック塀の隙間は良好な生育地
解 説
 石灰岩地を好み、急傾斜地や崖などに生育する多年草。花は2月の終わり頃から咲き始め、5月まで花と同時に根元から匍匐枝を出し、広がって群落を形成する。
 ヤマトスジグロシロチョウ、エゾスジグロシロチョウ、モンシロチョウの食草であるが、我が家の庭では2016年秋スジグロシロチョウが産卵するのを見たことがある(生育良好なのか再確認を要する)。
 鹿児島県内には自生地はなく、熊本県人吉市が最も近い自生地で、これも10数年前に同地から持ち帰った小株の子孫である(本県では絶対に野外に出さないこと)。日当たりの悪い裏庭で育ててあり、1年前ブロック塀の隙間にも移植したら更に成長が良くなった。花が咲くと春の訪れを感じ、鉢植えにして匍匐枝を垂らすと観賞用にもなる。
 
注文例 
 使用目的(○○を飼育中のため、先々の飼育準備のため、観賞用としてなど)
 ミネやんさんのスズシロソウ、成長の良さそうな大きなものを2鉢お願いします。
 商品額=700×2=1400円
 送り先の郵便番号と住所、氏名、電話番号を記入。  
 
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