アオタテハモドキ A

A 荒川で発生中の個体や幼虫を採取し飼育
B オオバコに産卵に来た♀を採集し採卵・飼育

 

A 荒川で発生中の個体や幼虫を採取し飼育
 井上氏から荒川(いちき串木野市荒川)でアオタテハモドキ発生の情報を得て、2004年10月10・23日、11月13・21日に荒川小学校前の水田で採集した♀や幼虫を飼育。
 
10月10日 新鮮な2♀から採卵したが全て孵化せず。
10月23日 3♂1♀を採集し採卵。孵化しない卵もあった。
 いずれも鉢植えにしたキツネノマゴで採卵を行い、1回目は花芽だけに、2回目は花芽や葉にも産卵し、花芽で孵化した幼虫は落ちて死ぬ個体が多かった。
11月13日 畦や土手のキツネノマゴを食べていた若齢幼虫4匹を追加飼育。
11月21日 さらにキツネノマゴより2幼虫を追加飼育。
2004年10月10日
♀に興味を示し近づくタテハモドキ
 2004年10月23日
アオタテハモドキ♀
 
 2004年11月13日
キツネノマゴを食べていた若齢幼虫
 2004年11月21日
初齢幼虫と卵
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 2004年11月23日
キツネノマゴを食べる若齢幼虫
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12月7日、容器に食草を植えベランダで飼育していた11月13日と21日に持ち帰った幼虫が1蛹化
          ↓
12月11日、一緒に入り込んでいたタバコガ?の幼虫2匹が、蛹と残りの2幼虫を食べていた。
採卵飼育して3齢ほどになっていた他の幼虫も死亡や行方不明となり、1頭も羽化させられなかった。

2005年1月5日に荒川に行ってみた。
キツネノマゴは刈られても葉は付いていたが、幼生はもう見つけられなかった。 
 2004年12月11日
キツネノマゴを食べる若齢幼虫
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A 荒川で発生中の個体や幼虫を採取し飼育
B オオバコに産卵に来た♀を採集し採卵・飼育