B 羽化したF1を累代飼育 2008年4月〜2011年3月まで奄美大島宇検村名柄に単身赴任。
飼育舎で羽化したミナミキチョウが交尾・産卵したので累代飼育してみた。
6月7日に瀬戸内町花天近くで採った小型の♂を、翌朝飼育舎に放したら9:55♀の側に並んであっという間に交尾した。この♀は羽化後に交尾して産卵していた♀で、ミナミキチョウも複数回交尾することを知った。 交尾継続時間は9:55〜11:28までの約90分。交尾後の♂は近くをアカタテハやリュウキュウミスジ・リュウキュウヒメジャノメ、ミナミキチョウ♀がやってきても飛び立つことはなく、防風ネットに止まったままだった。 |
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2008年6月8日(♂は花天産)
ミナミキチョウの交尾(下がF1♀) |
2008年6月8日
ハマセンナに産み付けられたF1卵
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6月16日、6頭羽化。花天産の♂が羽化した♀に寄り添って、♀の方から腹部を曲げてすぐにまた交尾した。ミナミキチョウは♂♀とも複数回交尾することがわかった。
その後も羽化や産卵が続き、F2も羽化したが記録が見当たらない。 |
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2008年7月26日
ハマセンナのミナミキチョウF2卵
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2008年8月11日
ミナミキチョウF2前蛹 |
8月10日、F3の2♀が元気に産卵し、若齢や卵は多数あるが途中で死ぬのか終齢幼虫は1頭のみ。熊谷氏から頂いたヒメクマヤナギ枝葉も伸びてきたが産卵は見られない。 |