シルビアシジミ C

A 鹿屋市で採集した♀から採卵・飼育
B きつね塚公園で採集した♀から採卵・飼育
C 3種食草の産卵選好性を調べてみた

 

B 3種食草の産卵選好性を調べてみた
 2006年4月30日、鹿屋体育大学(鹿屋市白水町)からシルビアシジミ2♂2♀を持ち帰り、3種の食草(ミヤコグサ・シロツメクサ・ヤハズソウ)による産卵選好性を調べてみた。
 3種の食草を飼育容器に入れ♀を放し、どれに何個産卵するか調べてみた。
 5月5日までの5日間採卵を行った。

 5月5日夜、母蝶はナメクジに襲われて死んでいた。

 5月7日より孵化し始めた
2006年5月4日
採卵容器の様子
 
 
2006年5月16日
ミヤコグサを食べる中齢幼虫
画像をクリックすると拡大して見られます
2006年5月16日
ミヤコグサを食べる中齢幼虫
画像をクリックすると拡大して見られます
 
2006年5月16日
シロツメクサを食べる中齢幼虫
2006年5月20日
シルビアシジミ蛹
 
 5月5日までの5日間で
シロツメクサに32卵(葉裏1・つぼみ2・つぼみ柄5・花柄12・葉表6・托葉6)
ミヤコグサ37卵(葉表8・葉裏29)
ヤハズソウ12卵(葉表3・葉裏9)
他容器の壁1卵)の82卵を確認

ミヤコグサとシロツメクサによく産み、ヤハズソウにはあまり産まないようだ。
2006年5月20日
シルビアシジミ蛹(背面)
 シロツメクサからは6月12日に1♂羽化
 ミヤコグサからは6月8日5♂1♀、6月13日1♂1♀、6月15日1♀が羽化
 ヤハズソウは途中で枯れて、以後も羽化の記録が見当たらない。 

 

A 鹿屋市で採集した♀から採卵・飼育
B きつね塚公園で採集した♀から採卵・飼育
C 3種食草の産卵選好性を調べてみた